と気になるママも多いのではないでしょうか?
オクラ遥は子どもを出産後に4回母乳マッサージを受けました。
はじめは、母乳マッサージって痛いんだよね・・・。どんなことをするんだろう・・・。
とドキドキしていました。
同じような思いを持つママも少なくないはず。
実際の体験を書くことで少しでも母乳マッサージの具体的なイメージを持つことにつながればいいなと思います。
今回の記事では
- 母乳マッサージを受けようか迷っているママ
- 母乳マッサージについて実際の体験を知りたいママ
- 母乳マッサージって何か知りたい妊婦さん
などにむけて書いています。
母乳マッサージは痛い?
母乳マッサージと聞くと痛いというイメージが多いかもしれません。
痛いイメージが強くて母乳マッサージを受けることをためらってしまうママもいるのでは?
私が実際に体験して言えることは
です。
安心して下さい、痛くないですよ!と書きたい気持ちでいっぱいですが、母乳マッサージの施術中は痛いことが多かったです。
なかには痛くなかったというママもいるかも知れません。
なぜ私の場合痛かったのかというと・・・
- 産後赤ちゃんが上手くおっぱいを吸えずに乳腺が詰まって乳腺炎を起こした
- 育児疲れで乳腺が詰まっておっぱいが痛くなった
- 乳頭に脂肪のかたまりである白斑(はくはん)ができておっぱいが詰まった
などの理由で母乳マッサージを受けたからではないでしょうか。
乳腺が詰まり炎症を起こすとおっぱいが硬くなってしまい、そうなると硬くなった部分をほぐさなくてはなりません。
なのでこのような場合の母乳マッサージは痛みがともなうことが多いと思います。
授乳中の乳腺炎を含めたおっぱいトラブルについてもう少し詳しく書いた記事もありますので合わせてご覧下さい。
そもそも母乳マッサージはどんな時におこなうの?
ママはどんな時に母乳マッサージをおこなうのでしょうか?
こんなときに母乳マッサージをおこなうだろう具体例をご紹介します。
乳腺炎などのおっぱいトラブル
先程少し書きましたが、色々な原因で起こるおっぱいトラブルによって母乳マッサージを受けることがあります。
乳腺や乳頭が詰まったりしてうまく母乳が出てこないことでおっぱいのなかで炎症が起きてしまう乳腺炎が代表的かもしれません。
乳腺炎を経験したことがあるママも多くいると思います。
とてもつらいですよね・・・。私も産後すぐに乳腺炎になりました。
赤ちゃんがまだうまく母乳を吸えなかったために母乳が作られる量が飲まれる量より多くなりおっぱいに溜まってしまい炎症が起きたというわけですね。
母乳マッサージを受けようかな・・・。と思う場合のおっぱいトラブルとして
- おっぱいの中で炎症が起きる乳腺炎
- おっぱいにしこりができた
- 乳頭が詰まってしまい母乳がうまく出てこない
もちろんこの他にもさまざまなおっぱいトラブルがあると思いますが、私の経験したおっぱいトラブルの体験談をもとに挙げてみました。
母乳の出を良くするため
出産後の母乳の出が良くなるために母乳マッサージをおこなうママも多いと思います。
母乳の出を良くするためなので、出産前の妊婦さんも母乳マッサージを受ける場合もあります。
おこなうタイミングとして
- 妊娠中に母乳の出を良くするためにおこなう
- 妊娠中に赤ちゃんがおっぱいを上手く吸えるように乳頭を柔らかくしておくためにおこなう
- 出産後に母乳の出があまり良くないときにおこなう
があります。
私も出産前に自分でおっぱいマッサージをしておくことで出産後のスムーズな母乳育児につながると指導を受けました。
ただし、出産前のマッサージはお腹の張りと大きな関わりがありますので適切な時期に適切な方法でおこなうことが大切です。
ですので、自分でおこなう際はかかりつけの産院での指示に従ってくださいね。
赤ちゃんが飲みきれなくて母乳が残ってしまったとき
赤ちゃんが飲む母乳の量とママのカラダで作られる母乳の量がちょうど同じとはいかないときもありますよね。
- 赤ちゃんが熱を出したり体調が悪く母乳を飲む量が減った
- 赤ちゃんが夜一度も目を覚まさずに朝まで寝ておっぱいを飲ませられなかった
- 離乳食が始まって授乳の回数が減った
などの場合に作られる母乳の量が赤ちゃんの飲む量を上回ってしまい、おっぱいの中で余ってしまいます。
おっぱいが余ってしまうと胸が張ったり、しこりが出来たりします。
そのままにしておくと胸が痛くなったり、おっぱいが詰まってしまう原因にもなりますので注意が必要です!
授乳後にまだおっぱいが張っていて、しっかりと母乳が飲みきれていないな・・・。
と思ったら余った分を出すために母乳マッサージを受けることもあるというわけですね。
卒乳・断乳のとき
母乳が出なくなって卒乳を迎えた場合は別として、赤ちゃんが急に母乳を飲まなくなったりあらかじめ断乳の時期を決めていた場合の卒乳・断乳のときです。
卒乳・断乳をしたら急に母乳が出なくなるわけではありません。
赤ちゃんが母乳を飲まなくなると徐々に母乳の作られる量は減っていきますが、少しずつでもおっぱいは作られ続けます。
上で書いた内容と重なる部分も多いですが、母乳がおっぱいの中に余った状態になることがあるため母乳マッサージを受けておっぱいケアをするママもいます。
しっかりと母乳を最後まで絞り出すことでその後のおっぱいトラブルの予防にもつながります。
母乳マッサージ体験談
ここからは実際に私が母乳マッサージをおこなったときの体験談をお伝えします。
母乳マッサージ体験談①
初めて母乳マッサージを受けたのは産後1週間ほどが経ったときでした。
おっぱいにしこりが出来て、同時に赤みと痛みが発生。
これはなんだろう?と思っていると39度を超える熱がで始めました。
急いで産院を受診すると乳腺炎との診断となり、母乳マッサージを受けることになりました。
おっぱいが詰まったことが原因だったため、助産師さんがしこりが出来ている部分をマッサージで丁寧にほぐしてくれました。
約1時間ほどで母乳マッサージが終わるとおっぱいにあったしこりがだいぶ小さくなり、硬かったおっぱいが柔らかくなって驚きでした。
母乳マッサージ体験談②
産後すぐにかかった乳腺炎は高熱が出て、しこりも大きかったので熱を下げる薬を飲みながらすぐに2回目の母乳マッサージを受けました。
2回目も同じく1時間ほどかけてしこりのある部分を母乳マッサージでほぐしていきました。
赤ちゃんと同伴で母乳マッサージへ行きました。
その際に赤ちゃんのおっぱいの飲み方を見て母乳の飲ませ方の指導をしてもらうことができ、安心につながりました。
母乳マッサージ体験談③
里帰り出産をしていた私は2回目の母乳マッサージを受けた後、パパの待つ家に帰りました。
そこから3ヶ月が過ぎた頃に、以前経験した胸のしこりがあることに気づきます。
さらに今回は乳頭に白い点々があるではないですか!
心配になり近くの産院を受診し、そのまま母乳マッサージを受けることになりました。
乳頭の白い点々は白斑(はくはん)と呼ばれ、母乳の脂肪分が固まって乳頭に詰まっているとのことでした。
おっぱいの先が詰まることで母乳がしっかりと出ることができずにしこりになってしまったようです。
今回の母乳マッサージではおっぱいに残った母乳を外に出すことに加えて、乳頭の白斑を取り除くことがおこなわれました。
2時間近くかかって乳頭の白斑はきれいに取り除くことができました。
母乳マッサージ体験談④
乳頭の白斑が取れて1週間ほどした時にまた前回と同じところに白斑があるのを発見!
急いで母乳マッサージを予約して受けにいきました。
今回の白斑はなかなか頑固で助産師さん2人がかりで母乳マッサージをおこないましたが取り除くことは出来ませんでした。
しかし、おっぱいのしこりは取れおっぱいが柔らかくなりました。
しこりを予防する母乳の飲ませ方や気をつけるべき食生活についてのアドバイスをしてもらうことができました。
頑固な白斑はというと、その後ゆっくりと小さくなりやがて無くなりました。
おっぱいの詰まりを予防しよう!実際におこなった4つの方法
授乳中におっぱいの詰まりに悩まされ続けた私ですが、私のようにつらい思いをしないようにおっぱいの詰まりを予防することはとても大切です。
助産師さんに指導され、実際におこなったおっぱいの詰まりを予防する4つの方法をご紹介します!
母乳を飲ませる時に左右差をなくす
右のおっぱいから飲ませたら次の授乳は左のおっぱいから飲ませるというように左右差をつけずに授乳します。
赤ちゃんが母乳を飲み始めるときが1番おっぱいの飲みが良い状態です。
ですので同じ方向からばかり授乳していると片方を飲み残してしまい終わった後も胸の張りが取れなくなりしこりにつながってしまうのです。
左右差をなくし両方のおっぱいをしっかり赤ちゃんに飲んでもらうことでおっぱいの詰まりの予防になります。
母乳を飲ませる時の赤ちゃんの体勢を変えながら授乳をおこなう
赤ちゃんがおっぱいを飲む体勢には横抱きや脇抱き(フットボール抱き)などいろいろあります。
抱き方によっておっぱいをしっかり吸える角度が異なるので1つの体勢だけで授乳をしていると母乳が残ってしまう部分がおっぱいに出来てしまいます。
毎回母乳が残った状態がおっぱいの詰まりにつながることがあるのです。
私の場合は横抱きばかりで授乳をしていたのでおっぱいの上あたりが毎回詰まってしまっていました。
いろいろな体勢で授乳することは自分で簡単に出来る予防法ではないでしょうか。
食生活に気をつける
これは個人差が大きいらしいのですが、食べ物の影響を受けやすいママは詰まりやすい食べ物を一口食べただけでおっぱいが張ることがあります。
洋食に多く入っているバターや生クリームなどの脂肪分が乳腺に詰まりやすいそうです。
私も場合も乳腺炎を起こしてからは生クリームなどを授乳中はなるべく控えるようにしました。
搾乳器をつかって余った母乳を絞り出す
おっぱいに残った母乳をそのままにしておくとおっぱいの詰まりにつながってしまいます。
私の場合、搾乳器をつかって赤ちゃんが飲み残した母乳を絞って出していました。
授乳した後にまだ少しおっぱいの張りがあるな・・・。と思ったら残った母乳を外に出しておっぱいの詰まりを予防しましょう!
私が実際に授乳中に使っていた搾乳器を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では
母乳マッサージは痛い?
母乳マッサージはどんな時におこなうのか?
- 乳腺炎などのおっぱいトラブル
- 母乳の出を良くするため
- 赤ちゃんが飲みきれなくて母乳が残ってしまったとき
- 卒乳・断乳のとき
おっぱいの詰まりを予防する4つの方法
- 母乳を飲ませる時に左右差をなくす
- 母乳を飲ませる時の赤ちゃんの体勢を変えながら授乳をおこなう
- 食生活に気をつける
- 搾乳器をつかって余った母乳を絞り出す
について書きました。
母乳マッサージは痛いのかな・・・。
と漠然と思っていたママに少しでも母乳マッサージのイメージを持ってもらえたら幸いです。
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