子どもが生まれて授乳するようになるとおっぱいトラブルになることがある・・・そんな時に産科や助産院でおこなう母乳マッサージが痛いのか気になる!そもそも母乳マッサージってどんな時に行って、どんなことをするのかも知りたいな。
と気になるママも多いのではないでしょうか?
現在1児のママである私は子どもを出産後に5回母乳マッサージを受けました。
母乳マッサージに行く前は
母乳マッサージって痛いんだよね・・・。
どんなことをするんだろう・・・。
とドキドキしていました!
母乳マッサージは出産した後に聞いたことはあってもどんなことするのかまでは知らないママがほとんどだと思います。
母乳マッサージは痛いっていうイメージもあるよね~
今回は5回の母乳マッサージを受けた私の体験を紹介していきたいと思います。
母乳マッサージについて知りたいひとの参考になれば嬉しいです。
今回の記事では
- 母乳マッサージを受けようか迷っているママ
- 母乳マッサージについて実際の体験を知りたいママ
- 母乳マッサージって具体的に何をするのか知りたい人
にはぜひ最後まで読んでほしい記事になっています。
母乳マッサージは痛いの?
母乳マッサージと聞くと痛いというイメージを持つひとが多いかもしれません。
痛いイメージが強くて母乳マッサージを受けられないママもいるんじゃないかな?
私が実際に体験して言えることは
安心して下さい、痛くないですよ!と書きたい気持ちでいっぱいですが・・・
母乳マッサージの施術中は痛いこともありました。
痛くなかったママもいるかもしれない!
なぜ私の場合痛かったのかというと・・・
- 産後赤ちゃんが上手くおっぱいを吸えずに乳腺が詰まって乳腺炎を起こした
- 育児疲れで乳腺が詰まっておっぱいが痛くなった
- 乳頭に脂肪のかたまりである白斑(はくはん)ができておっぱいが詰まった
などの理由で母乳マッサージを受けたからではないでしょうか。
乳腺が詰まって炎症を起こすとおっぱいが硬くなり、しこりができることがあります。そうなると硬くなった部分をほぐす必要があります。
だから母乳マッサージが痛かったんだと思う!
そもそも母乳マッサージはどんな時に受けるの?
ママはどんな時に母乳マッサージをおこなうのでしょうか?
私が母乳マッサージを受けた経験を含めて具体的にどんな時かを紹介します。
乳腺炎などのおっぱいトラブル
出産後、色々な原因で起こるおっぱいトラブルによって母乳マッサージを受けることがあります。
乳腺や乳頭が詰まったりしてうまく母乳が出てこないことでおっぱいのなかで炎症が起きてしまう乳腺炎が代表的かもしれません。
乳腺炎を経験したことがあるママも多くいると思います。
とってもつらいよね・・・。
私も産後すぐに乳腺炎になりました。
赤ちゃんがうまく母乳を吸えなくて母乳がおっぱいのなかに溜まってしまったから!
母乳マッサージを受けようかな・・・。と思うおっぱいトラブルとして
- おっぱいの中で炎症が起きる乳腺炎
- おっぱいにしこりができた
- 乳頭が詰まってしまい母乳がうまく出てこない
母乳の出を良くするため
出産後の母乳の出が良くなるために母乳マッサージをおこなうママも多いと思います。
母乳の出を良くするためなので、出産前の妊婦さんが母乳マッサージを受ける場合もあります。
おこなうタイミングとして
- 妊娠中に母乳の出を良くするためにおこなう
- 妊娠中に赤ちゃんがおっぱいを上手く吸えるように乳頭を柔らかくしておくためにおこなう
- 出産後に母乳の出があまり良くないときにおこなう
私も出産前に自分でおっぱいマッサージをしておくと出産後のスムーズな母乳育児につながると指導を受けました。
ただし、出産前のマッサージはお腹の張りと大きな関わりがありますので適切な時期に適切な方法でおこなうことが大切です。
自分でおこなうときはかかりつけの産院での指示に従ってくださいね!
赤ちゃんが飲みきれなくて母乳が残ってしまったとき
赤ちゃんが飲む母乳の量とママのカラダで作られる母乳の量が変わってしまうときがありますよね。
- 赤ちゃんが熱を出したり体調が悪く母乳を飲む量が減った
- 赤ちゃんが一度も目を覚まさずに朝まで寝ておっぱいを飲ませられなかった
- 離乳食が始まって授乳の回数が減った
みたいなときは
作られる母乳の量が赤ちゃんの飲む量を上回ってしまい、おっぱいの中で余ってしまいます。
おっぱいが余ってしまうと胸が張ったり、しこりができることも・・・。
そのままにしておくとおっぱいが痛くなったり、詰まってしまう原因にもなるので要注意です!
授乳後にまだおっぱいが張っていて、しっかりと母乳が飲みきれていないな・・・。
と思ったら余った分を出すために母乳マッサージを受けることも一つの手ですね♪
卒乳・断乳のとき
赤ちゃんが急に母乳を飲まなくなったり、あらかじめ断乳の時期を決めていた卒乳・断乳のとき。
卒乳・断乳をしたら急に母乳が出なくなるわけではありません。
赤ちゃんが母乳を飲まなくなると徐々に母乳の作られる量は減っていきますが、少しずつでもおっぱいは作られ続けます。
私も卒乳を経験したけどおっぱいがつまらないように母乳マッサージに何度か通ったよ♪
私と同じように卒乳・断乳の後に母乳マッサージを受けておっぱいケアをするママもいます。
しっかりと母乳を絞り出すことでその後のおっぱいトラブルの予防にもつながります。
母乳マッサージは痛かった?体験談を5つ紹介
ここからは実際に私が母乳マッサージをおこなったときの体験談をお伝えします。
母乳マッサージ体験談①
初めて母乳マッサージを受けたのは産後1週間ほどが経ったときでした。
おっぱいにしこりが出来て、同時に赤みと痛みが発生!
これはなんだろう?と思っていると39度を超える熱が!
急いで産院を受診すると乳腺炎の診断で、母乳マッサージを受けることになりました。
おっぱいが詰まったことが原因だったため、助産師さんがしこりが出来ている部分をマッサージで丁寧にほぐしてくれました。
約1時間ほどで母乳マッサージが終わるとおっぱいにあったしこりがだいぶ小さくなり、硬かったおっぱいが柔らかくなって驚きでした。
この時は乳腺炎の痛みで母乳マッサージの痛みは感じなかったよ!
母乳マッサージ体験談②
産後すぐにかかった乳腺炎のケアで母乳マッサージに通いました。
2回目も同じく1時間ほどかけてしこりのある部分を母乳マッサージでほぐしました。
ちなみに母乳マッサージへは赤ちゃんと同伴で行くことに・・・。
赤ちゃんのおっぱいの飲み方を見て母乳の飲ませ方の指導してもらえたから産後すぐの私には気持ちの面でも安心でした。
乳腺炎が落ち着いたあとの母乳マッサージも特に痛くはなかったよ♪
母乳マッサージ体験談③
里帰り出産をしていた私は2回目の母乳マッサージを受けた後、パパの待つ家に帰りました。
そこから3ヶ月が過ぎた頃に、前に経験した胸のしこりがあることに気づきます。
さらに今回は乳頭に白い点々がある!なんだろう・・・。
心配になり近くの産院を受診し、そのまま母乳マッサージを受けることになりました。
乳頭の白い点々は白斑(はくはん)といって、母乳の脂肪分が固まったもので
その白斑が乳頭に詰まっているとのことでした。
おっぱいの先が詰まることで母乳がしっかりと出ることができずにしこりになってしまったようです。
おっぱいに残った母乳を外に出すことと、乳頭の白斑を取り除くために母乳マッサージを受けました。
2時間近くかかって乳頭の白斑はきれいに取り除くことができました。
詰まりをとる母乳マッサージだったからか痛みはあったよ・・・。
母乳マッサージ体験談④
乳頭の白斑が取れて1週間ほどした時にまた前回と同じところに白斑があるのを発見!
急いで母乳マッサージを予約して受けにいきました。
今回の白斑はなかなか頑固で助産師さん2人がかりで母乳マッサージをおこないましたが取り除くことは出来ませんでした。
しかし、おっぱいのしこりは取れおっぱいが柔らかくなりました。
しこりを予防する母乳の飲ませ方や食生活で気を付けることを教えてもらったよ♪
頑固な白斑はというと、その後ゆっくりと小さくなりやがて無くなりました。
しこりを取るときは痛いね・・・。
母乳マッサージ体験談⑤
5回目の母乳マッサージは卒乳したときです。
卒乳まで3日間、授乳の回数をゆっくり減らしましたが、卒乳の時にしこりと痛みが!
放っておくと乳腺炎になるので母乳マッサージを受けに行きました。
自然と母乳が出なくなるまで母乳マッサージと自分で搾乳したりセルフケアしながら過ごしました。
卒乳の時は少し痛いときもあったかな~
おっぱいの詰まりを予防しよう!実際におこなった4つの方法
授乳中におっぱいの詰まりに悩まされ続けた私ですが、
私のようにつらい思いをしないようにおっぱいの詰まりを予防することは大切です。
助産師さんに指導され、実際におこなったおっぱいの詰まりを予防する4つの方法をご紹介します!
母乳を飲ませる時に左右差をなくす
右のおっぱいから飲ませたら次の授乳は左のおっぱいから飲ませるというように左右差をつけずに授乳します。
赤ちゃんが母乳を飲み始めるときが1番おっぱいの飲みが良い状態です。
左右差をなくし両方のおっぱいをしっかり赤ちゃんに飲んでもらうことでおっぱいの詰まりの予防になります。
母乳を飲ませる時の赤ちゃんの体勢を変えながら授乳をおこなう
赤ちゃんがおっぱいを飲む体勢には横抱きや脇抱き(フットボール抱き)などいろいろあります。
抱き方によっておっぱいをしっかり吸える角度が異なるので1つの体勢だけで授乳をしていると母乳が残ってしまう部分がおっぱいに出来てしまいます。
毎回母乳が残った状態がおっぱいの詰まりにつながることがあります。
私の場合は横抱きばかりで授乳をしていておっぱいの上あたりが詰まりやすかった!
いろいろな体勢で授乳することは自分で簡単に出来る予防法ですね♪
食生活に気をつける
これは個人差が大きいらしいですが、
食べ物の影響を受けやすいママは詰まりやすい食べ物を一口食べただけでおっぱいが張ることがあります。
洋食に多く入っているバターや生クリームなどの脂肪分が乳腺に詰まりやすいそうです。
私も乳腺炎を起こしてから生クリームなどをなるべく控えるようにしたよ~
搾乳器をつかって余った母乳を絞り出す
おっぱいに残った母乳をそのままにしておくとおっぱいが詰まりやすくなります。
搾乳器をつかって赤ちゃんが飲み残した母乳を絞って出してたよ~
授乳した後にまだ少しおっぱいの張りがあるな・・・。
と思ったら残った母乳を外に出しておっぱいの詰まりを予防しましょう!
私が実際に授乳中に使っていた搾乳器を紹介していますので参考にしてみてください。
母乳マッサージは痛い?体験まとめ
今回の記事では
母乳マッサージは痛い?
母乳マッサージはどんな時におこなうのか?
- 乳腺炎などのおっぱいトラブル
- 母乳の出を良くするため
- 赤ちゃんが飲みきれなくて母乳が残ってしまったとき
- 卒乳・断乳のとき
おっぱいの詰まりを予防する4つの方法
- 母乳を飲ませる時に左右差をなくす
- 母乳を飲ませる時の赤ちゃんの体勢を変えながら授乳をおこなう
- 食生活に気をつける
- 搾乳器をつかって余った母乳を絞り出す
母乳マッサージは痛いのかな・・・。
と思っていたママに少しでも母乳マッサージのイメージを持ってもらえたら幸いです。
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