とヨガには興味はあるけどこのようなことが気になる男性もいるかもしれません。
ヨガは女性のイメージが強く男性がなかなか始めるのを躊躇してしまうことも多いのではないでしょうか。
私は現在ヨガのインストラクターをして活動しています。
そのなかでこんな声を耳にすることがあります。
そこで今回は
- 男性でもヨガを楽しめるのか
- ヨガをおこなう男性の割合
- 男性がヨガをおこなうメリット
- 効果が出るまでどのくらいかかるのだろう?
について書いていきます。
自分がヨガインストラクターとしてヨガをおこなうなかで体験したことをもとに書いていきたいと思います。
男性のヨガがかっこいいと思う理由について書いた記事もありますのでぜひご覧下さい。
男性でもヨガを楽しめるの?
そもそも男性がヨガを楽しむことができるのでしょうか。
結論として
最近は男性のヨギー(ヨガをするひとの呼び名)が増えてきいます。
ヨガインストラクターとしてヨガを教える立場からもヨガをライフスタイルに取り入れている男性が多くいると感じます。
例えば自分の生活のなかでカラダを鍛えたり、カラダを健康に保ったり、リラックスした時間を持つ。
など、さまざまな目的にあわせて生活の中にヨガを取り入れることができます。
また、できなかったポーズができるようになるなどの達成感を味わうこともできるのでスポーツ感覚でおこなう男性も多いです。
ヨガをおこなう男性の割合ってどのくらい?
私がおこなうヨガのクラスでいうと男性が全体の5割を占めています。
男女比が、約女性7対男性3という調査結果もあるようです。
こうみると一般的なヨガのクラスよりは私のヨガクラスは割合的に多いかもしれませんね。
しかし普段ヨガをおこなっていて、男性からレッスンに関する問い合わせも多々あり、ヨガが女性だけのものではなくなってきているなと感じます。
また、最近では男性のヨガインストラクターが増えてきていたり、男性専用のヨガクラスがあるスタジオも増えてきており
男性のヨガに対する需要が増えていると言えるでしょう。
男性がヨガをする5つのメリット
ここからは男性がヨガをおこなうことで得られるメリットをご紹介します。
体幹の強化
最近よく耳にする言葉ではないでしょうか。
ヨガではカラダの軸となる体幹を使ったポーズが多く含まれているので効率よく鍛えることが出来ます。
体幹はカラダの中心を支えています。
ですので体幹を鍛えることができれば、肩や肘、膝、足首といったカラダの末端の関節に負担がかかりにくくなるので
運動や筋トレなどをおこなっている男性は、壊しにくいカラダを作ることが期待できます。
インナーマッスルを鍛える
人間の筋肉には2種類あり、インナーマッスルとアウターマッスルに分かれます。
筋トレなどで鍛える筋肉はアウターマッスルと呼ばれ、腹筋のように触ることができます。
男性にはこちらの筋肉を鍛えているひとが多いかもしれませんね。
一方でインナーマッスルは触れることができないカラダの内側にある筋肉をいいます。
ヨガでは主にインナーマッスルを使って動いていきます。
インナーマッスルは持久力のある筋肉なので長時間ゆっくりと動くことができ、多くの酸素を体中に届けてくれます。
このような特徴のあるインナーマッスルを鍛えることで、
カラダの外側だけでなく内側からも筋肉をつけてバランスのとれた、疲れにくいカラダづくりにつながります。
運動パフォーマンスの向上
ヨガ以外にもスポーツをしているひとであればそのスポーツのパフォーマンスの向上が期待できます。
先ほど述べた体幹とインナーマッスルはほとんどのスポーツにおいて基本となるものなので
カラダを動かす基本となる部分をヨガで強化できればさまざまなスポーツにおいてパフォーマンスが向上する可能性がおおいにあります。
実際にヨガをカラダづくりに取り入れているスポーツも増えてきています。
私のおこなうヨガクラスも体幹とインナーマッスルの強化に力を入れているのでスポーツをしている男性が多く参加しており、
スポーツの成績があがったという嬉しい感想をいただいています。
カラダの不調の改善
これは男性に限らず女性にもいえることですが、ヨガにはカラダの不調を改善する効果があります。
例えば、もはや国民病とも呼ばれる腰痛や肩こりなど、なかなか治らずにつらい思いをしているひとが多くいますよね。
正しい方法でおこなえばヨガで症状が改善できたり、予防ができたりします。
病院まで行くほどではないけれど、治したいカラダの不調を抱えていると日々の生活が楽しく過ごせませんよね。
ヨガを取り入れて自分でカラダを楽にしていきましょう。
カラダの不調に合わせてヨガのポーズを選んでみて下さい。
腰痛に効果的なヨガのポーズを記事にしています。是非ご覧下さい。
精神の安定
カラダだけではなく精神的にもヨガは効果を発揮します。
ヨガはポーズと呼吸法を合わせておこないます。さらに瞑想を取り入れたヨガなどもあります。
深く呼吸をおこなうことで感情のコントロールや疲労感の軽減などメリットがたくさんあります。
また、自律神経の副交感神経を刺激するのでリラックス効果が期待でき便秘や不眠などの改善にも効果的です。
私のヨガクラスでも呼吸法と瞑想を取り入れています。
するとヨガの最後におこなうシャバーサナという瞑想の時間にはリラックスして眠ってしまうひとも多くいます。
ヨガはカラダだけではなく心にも働きかけてくれます。
ヨガで実感できる効果についての記事もありますので、是非ご覧下さい。
効果が出るにはどのくらいかかるの?
ヨガにはさまざまな効果がありますが、その効果が出るまでにどのくらいかかるのか気になるところですよね。
普段使わない筋肉を動かすので筋肉痛になったりとすぐにカラダの変化はあるかもしれませんが、ヨガは続けることで効果が出てきます。
腰痛の改善や自律神経を整えたりすることはヨガを続けていくうちに徐々に得られる効果だと言えます。
ここからは実際にヨガを教えていて体験したことをもとにどのくらいで効果がでたのかお伝えしていきます。
50代男性でヨガは未経験で、普段はマラソンをしている方。
股関節が痛くなり走ることができなくなったので股関節の痛みを改善したいとヨガに通われました。
結果を先に言うと、股関節の痛みが大きく改善して再び走れるようになりました。
では、実際にヨガの効果が出るまでどのくらいかかったのでしょうか。
- 2年間ヨガを続けた
- ほぼ週に1回の頻度でヨガを続けた
- 1回60分のヨガのレッスンを受講した
個人差はもちろんありますが、実際に私のヨガの生徒さんがどのくらいでヨガの効果が得られたのかを具体的にお伝えしました。
ヨガを続けることははじめはきつく感じることもあるかもしれません。
ですが少しずつ変わっていく自分のカラダや気持ちを楽しみながら自分のやりたいペースでヨガをおこなっていくと意外と続けられます。
自分がヨガを始めた時がそうでした。
もともとカラダが硬く、初めの頃は正直ヨガの楽しさが分かりませんでした。
でもぼちぼちと続けていくうちに気づけばカラダがラクになっていて、続けて良かったなと思いました。
自分が楽しい!と思えるペースでヨガを続けてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は
- 男性でもヨガを楽しむことができる
- 私のヨガのレッスンでは男性の割合が約5割
- 男女比が、約女性7対男性3という調査結果もある
また、男性がヨガをおこなうメリット
- 体幹の強化
- インナーマッスルを鍛える
- 運動パフォーマンスの向上
- カラダの不調の改善
- 精神の安定
について書きました。
ヨガに性別は関係ありません。
さまざまな方にヨガの素晴らしさを知ってもらえると嬉しいです。
少しでも参考になれば幸いです。
関連する記事もありますので、ぜひご覧下さい。
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