と気になるママもいるのではないでしょうか。
育児のなかでも大きな割合を占めるのが授乳です。
母乳育児のママは赤ちゃんがまだ小さい頃は1日に10回以上授乳をおこなうので重労働ですよね。
そんななか、おっぱいにトラブルが起こると授乳を中断しなければならない場合もあり大変です。
そこで今回は
- 授乳中に起こるおっぱいトラブルのことを知りたい人
- おっぱいトラブルの体験談を知りたい人
に向けて書いています。
授乳中に起こるおっぱいトラブル
授乳中に起こるおっぱいトラブルには
- 乳腺炎になる
- 母乳が出ない
- 赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えない
- 乳頭が痛い
- おっぱいの周りがかぶれる
- 搾乳がうまくいかない
- おっぱいにしこりができた
などがあります。
気になる症状が出た場合はあまり長く放置せずかかりつけの産婦人科に相談しまししょう。
おっぱいトラブルの体験談
ここでは実際に体験した授乳中のおっぱいトラブルについてお話しします。
乳腺炎になった体験談
出産後1週間ほどした時に母乳パッドが黄ばんできていることに気づきました。
少し経ったあと、いつも通り授乳をしようと準備をしていると左胸の一部がしこりができていて痛いことに気がつきました。
原因が分からずそのまま過ごしているとその日の夜中、急に寒気がしてカラダが震えだしました。
体温を測ると熱が39.4℃あるではないですか!
この時は胸の痛みというよりは発熱とひどい悪寒が辛かったです。
次の朝、かかりつけの産婦人科を受診すると乳腺炎の診断。
朝からもずっと39℃を超える熱が出ていたため解熱剤を処方されました。
胸のしこりと痛みは乳腺炎の症状で、乳腺がつまってそこで炎症がおきて発熱したとのことでした。
その後助産師さんからおっぱいマッサージをしてもらい胸のしこりはだいぶ解消しました。
おっぱいマッサージの直後はしこりや痛みは軽くなるもののまたしばらくすると元に戻るし、また熱が出て悪寒がおこるのが怖かったので、助産師さんからの指導にしたがっていろいろな対策を自宅でもおこないました。
しばらく時間はかかりましたが少しずつ痛みやしこりは改善されて、それ以降は熱が出ることもありませんでした。
赤ちゃんは最初の頃はまだ上手くおっぱいを吸うことが出来ません。
しかしその一方で、母乳がどんどん作られていきます。
すると十分に母乳が吸われずにおっぱいのなかでつまってしまうことで乳腺炎になってしまう場合が多いそう・・・。
私の場合、母乳が作られる量が多かったので搾乳器を早めに購入して、赤ちゃんが飲みきれなかった母乳を搾乳器を使ってしぼっていました。
私が実際に使ってみておすすめの搾乳器についても書いています。
乳頭が痛い・傷つく
出産してまだ産院に入院している時に起こりました。
授乳をし始めて2日目くらいから乳輪が痛くなってきて、しだいに赤く切り傷のようになりました。
赤ちゃんが深くおっぱいを口に含んで吸うことができず、おっぱいの先を吸ってしまっていることによって起こるものでした。
入院中は助産師さんから授乳の指導を受けながら上手く授乳が出来るように毎回必死!!
しかし、1日に10回以上授乳をするのでなかなか痛みや傷は治りません。
助産師さんから乳輪を保護するクリームを教えてもらい授乳が終わるたびに塗っていました。
しかし、赤ちゃんが生後2ヶ月になる頃には上手くおっぱいを吸えるようになっており乳輪の痛みや傷も良くなりました。
私が対策としておこなってたことは
- 授乳後に乳頭に保湿クリームを塗る
- 搾乳器やミルクをつかって授乳の回数を減らした
です。
搾乳器を使ったり、何回かに1回母乳の代わりにミルクをあげたりしながら、おっぱいを休ませてあげることも効果的でした。
搾乳器を使ってみてのコツも書いていますので是非ご覧ください。
おっぱいがかぶれた体験談
赤ちゃんが生後3ヶ月頃になったときにおっぱい全体が乳輪も含めて赤くただれたように痛がゆくなりました。
以前乳腺炎になったことがあったので急いで産院を受診しましたが乳腺炎ではなく、皮膚がかぶれているということでした。
気候が暑くなってきてブラジャーのなかが蒸れるとかぶれることがあるみたいです。
産院からはステロイドとワセリンの塗り薬を処方されました。
産院から教えてもらったステロイドを使う際の注意点として
- 授乳が終わったあとに塗り、次の授乳のときにはしっかり拭き取る
- 少し症状が改善されたらステロイドはやめて、ワセリンのみを塗る
その後、処方された薬を塗り、汗をかいたらこまめに拭いたりして
ブラジャーのなかが蒸れないように心がけました。
すると1週間程度でよくなりました。
特に湿気の多い季節や温度が高い季節は注意が必要です!
授乳中のママがおっぱいトラブルをおこさないために気をつけたいこと
ここからは授乳中のママがおっぱいトラブルにならないために気をつけたいことを自身の体験をもとにまとめました。
授乳の間隔をあけすぎない
赤ちゃんが寝ている夜間などは授乳時間の間隔がどうしても長くなってしまうと思いますよね。
しかし授乳の間隔があきすぎてしまうと母乳が長時間溜まり、乳腺がつまる原因になってしまうことがあります。
赤ちゃんの月齢やママのおっぱいの状況に応じて長くなりすぎない授乳間隔で授乳をしましょう。
母乳の飲み残しをなるべくなくす
赤ちゃんが飲みきれずに母乳が残ってしまうと同じように乳腺がつまる原因になります。
授乳後に母乳が残ってしまった場合は搾乳などで飲み残しをしっかりと出し切りましょう。
水分をしっかりととる
これはおっぱいマッサージに行った時に助産師さんにアドバイスを受けたことです。
水分が足りないと乳腺がつまりやすくなるのだそうです。
暑くない時期でもこまめに水分をとりながら生活していきましょう。
食事に気をつける(バターや生クリームなどが多く使われているモノには注意)
食事に関しては個人差が大きいですが、バターや生クリームなどを食べるとすぐにおっぱいが張ってしまう人もいます。
私も比較的食べ物の影響を受けたので授乳中はほとんどバターや生クリームなどは食べていませんでした。
野菜を多くとるなどバランスのとれた食事を心がけましょう。
乳頭の保湿をおこなう
授乳中の乳頭は乾燥しやすい状態にあります。
授乳のあとや入浴後に赤ちゃんの口に入っても安全なワセリンなどで保湿することで乾燥して乳頭が切れてしまうことを予防することができます。
ブラジャーの中が蒸れないようにする
夏場など汗をかいたりすることでブラジャーの中が蒸れやすくなります。
蒸れてしまうとおっぱいがかぶれる原因に・・・。
こまめに汗を拭いたりしてブラジャーの中の通気をよくしておくことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では
授乳中のおっぱいトラブルとして起こるものとして
- 乳腺炎になる
- 母乳が出ない
- 赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えない
- 乳頭が痛い
- おっぱいの周りがかぶれる
- 搾乳がうまくいかない
- おっぱいにしこりができた
などがあります。
体験したおっぱいトラブル
- 乳腺炎
- 乳頭が痛い・傷つく
- おっぱいがかぶれる
授乳中のママがおっぱいトラブルをおこさないために気をつけたいこと
- 授乳の間隔をあけすぎない
- 母乳の飲み残しをなるべくなくす
- 水分をしっかりととる
- 食事に気をつける(バターや生クリームなどが多く使われているモノには注意)
- 乳頭の保湿をおこなう
- ブラジャーの中が蒸れないようにする
授乳中はいろいろとおっぱいのトラブルが起きやすくなります。
日頃の育児で忙しいのに痛かったりかゆかったり、熱が出たりといった症状が出ると大変ですよね。
この記事が授乳中のママのお役に少しでも立てれば幸いです。
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